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かかりつけ理学療法士に求められる5つの能力(Re concept 山口良太先生)

本学の理学療法学科3年生前期に開講している「地域理学療法学」の授業において、

株式会社アールイーコンセプトの山口良太先生(理学療法士)にオンライン授業をご担当いただきました。



山口先生は、2013年より神戸市において通所介護事業を立ち上げられ、

現在では介護予防・日常生活支援総合事業での事業、パーソナルフィットネスを展開されています。

これらの事業に加えて、自助互助を支援するアプリ開発(ヘルスケアソリューション事業)なども手掛けておられます。

地域貢献のため、非常に幅広く活動を展開されています。



そして、これらの活動のコンセプトとなっている考えが、「かかりつけ理学療法士」です。

かかりつけ医や、最近ではかかりつけ薬剤師、という言葉が知られるようになっていますが、理学療法士に関しては、あまり一般的では無いかもしれません。



「かかりつけ理学療法士」は、山口先生が提唱された言葉であり、

理学療法士として地域に貢献する上で、非常に重要となる概念です。



地域包括ケアシステムの構築の重要性が叫ばれる中、

理学療法士を始めとしたリハ職種による貢献に対するニーズは、ますます高まっています。

そのような中、真の意味で、地域および地域住民に貢献する事ができる理学療法士が求められています。

それぞれの地域において、一人ひとりの住民に寄り添い、かつ地域の問題解決を見据えて、その専門性を発揮できる理学療法士が「かかりつけ理学療法士」にあたると思います。



講義では"「かかりつけ理学療法士」に求められる5つの能力"についてお話し頂きました。具体的には以下の5項目です。



1.あらゆる疾患やフェーズに対応できる臨床力

2.地域のことを把握する地元力

3.かかりつけ医や多職種との連携力

4.地域住民との互助力

5.複数のチャンネルから受け入れ可能な適応力



詳細は、下のリンクから御覧ください。

理学療法士、理学療法学生は必見の内容だと思います。



YouTuberさながらの構成と編集で、

非常に分かりやすくまとめて下さいました。

私自身、多くの気づきを頂き、大変勉強になりました。



特に、5つめの「複数のチャンネルから受け入れ可能な適応力」は、

その重要性に気が付きにくい点ですが、地域の理学療法士には非常に重要な能力であると感じました。

(理学療法士でなくても、あらゆる職種において応用可能な考えだと思います)



受講した学生からは、非常に多くの反響がありました。

普段、私達(大学教員)が学生に伝えられない視点を提供下さった山口先生に感謝です。



YouTubeチャンネルも開設されていますので、

ご興味のある方はぜひそちらもチェックしてみて下さい!



山口良太先生のYouTubeチャンネル



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